HOME>注目記事>原料の選択は耐久性と見た目に大きく影響する
焼香

購入者のニーズに合わせる

従来の骨壺といえば、陶器でできた5寸から7寸程度のサイズが一般的でした。しかし、埋葬の形も多様化しつつある現代では、そのオーソドックスな骨壺だけを置いていても、中々売れない可能性があります。そのため、購入者のニーズに合わせて、多種多様な骨壺を用意しておいた方が良いでしょう。そして、陶器製の骨壺は割れやすく、取り扱いに注意しなければならないということで避ける人もいます。そのような人は、金属や木材などの原料で作られた骨壺を選びがちです。また、お骨をお墓に入れない手元供養の形も増えつつありますが、その際に選ばれるのはサイズです。そのコンパクトサイズを実現するためには、小さくてもしっかり形を維持できる原料を選ぶことが大切です。

耐久性の高い原料がある

骨壺を製作する際に原料にこだわると、耐久性のある仕上がりにしやすいです。骨壺は中にお骨を入れるため、万が一落としてしまったとしても割れにくいタイプが望ましいです。そのためには、金属の原料を使用した方が良いでしょう。また、従来の陶器の骨壺だと、蓋がしっかりと閉められないため、何らかの拍子でお骨が飛び出てしまう恐れがあります。そこで耐久性があり、なおかつ粘りを持っている原料を選べば、蓋に密着力を持たせたり、ネジ式にしてしっかりと閉められるような形にしたりできます。

原料がデザインに影響する場合も

原料選びは、骨壺の耐久性だけではなく、見た目にも大きく影響します。従来の陶器の骨壺でも、シンプルかつ厳かな見た目なので、決して悪くはありません。また、陶器らしい様々なデザインを施して、おしゃれな見た目にすることもできるでしょう。ただ、現代では骨壺の購入を考えている人は、より多くの選択肢を求めがちです。そして、金属の光沢や無機質な見た目、木目を生かした木材などが選ばれることもあります。そのため、陶器以外の原料を使用した骨壺を用意しておくことで、購入される可能性が高まるでしょう。